結婚を考えた時、重要になってくるのがやっぱりお金。
これからの家族や子供をもち、長く生活をしていく中で、別に贅沢したいわけじゃないけど、たまには旅行や外食もできて、好きなことができる程度のお金は必要ですよね。
一方、男性も今の年収で「将来家族を養うことができるのか・・・」と結婚に対して不安を感じておられる方も多くいる印象です。

しかし結婚相手の「年収○○○万円」と額面だけで判断することはできません。
むしろ年収に対しての理想を追い求めすぎると婚期を逃してしまうかもしれません。

「お金が全て！」
という極端な考え方の人は今どき少ないと思いますが、
「男性が稼ぐ給料」と、「女性が求めている給料」、その理想と現実には大きな差がありギャップが生まれております。

今回はお金と結婚について考えていきたいと思います！！

男性の年収はぶっちゃけいくら？

男性に求める希望年収

Q. 結婚相手に求める年収は？
とよく聞かれそうな婚活あるある質問に対し、女性の皆様はいくらと答えますでしょうか？

A. 最低1,000万円かな～
・・・そんな人はあなたの前に現れることはありませんから！
それはほぼ難しい話ということはさすがに皆さんもご理解されていると思います。

A. 最低600万円くらいあれば大丈夫！
600万・・・なんか現実的で堅実に考えている女性のような気がしますよね。
しかしこの年収600万円という金額、本当にに現実的な数字でここを最低限のラインとして捉えてもいいのか考えていきたいと思います。

年代別で見る男性の平均年収

各年代(男性)	平均年収
30代前半	485万円
30代後半	549万円
40代前半	602万円
40代後半	643万円
全　体	563万円

30代男性、年収600万円は勝ち組でエリート！？

みなさんこの表を見ていかがお感じでしょうか？
この表から見てみると、年収600万円を超えてくるのは40歳を過ぎてからになります。
30代前半の平均年収は500万円を満たない金額となっておなり、30代で600万円以上稼いでいる人の割合は全体の15.4%という統計データもでており、現状としてはほんの一握りの人だということが分かります。

結婚を意識する一番の年代である30代。
そんな女性が求めている「理想」と「現実」には大きな隔たりがあるのではないでしょうか。
年収という数字だけに目を向けすぎてしまうと、本当に素敵な人を見つけることができなくなるかもしれません。

年収以外で見るべきポイント

会社の福利厚生の充実

会社には実際にもらう給料以外にも様々な手当てを用意しています。
例えば「住宅手当(家賃補助)」
仮に家賃を3万円補助してくれているということであれば年間で36万円実質的には賃金がアップしているようなものです。
他にも「通勤費」「家族(子育て)関連手当」「食事手当」「健康手当」など。
日常的に必ず支出として払わなければいけないものや、結婚後に受けられる手当など会社によって様々ですが、その分開きが出やすい部分ですので要チェックです。

お相手と勤めている会社の将来性

平均年収の表を見て分かる通り、年齢を重ねていくにつれ、年収はあがってきます。
しかし年齢を重ねるにつれ、年収の格差は広がっていく傾向もあります。
今は年収が高くても将来の年収アップが見込めない会社もあれば、ベンチャー企業など業績が年々著しく上がっているような会社はそれに応じて給料もドンドン増えていく場合があります。
年功序列という時代は終わってきている背景から、その人がもつ個人の能力やスキルで飛躍することもあります。
会社の将来性とその人の向上心によって将来稼げる額というのは変わってきます。
今のポジションはあってないようなもので、むしろ大事なのは未来に希望がもてる人なのか先を見据えた将来性を見極める力が重要になってきます。

相手の趣味や金銭感覚について

もらう年収が高くても、それ以上に支出が多ければ、当然ですが生活はできません。
生活に余裕があるはずなのに、貯金は全くないという人は実際に結構いたりします。

特に注視するべきところは相手の「趣味」
お小遣い程度で楽しめる趣味というのであれば問題ありませんが、中には生活を切り詰めなければいけないほどお金がかかる趣味も存在します。
もし「毎月数十万使っている」ということであれば将来の生活大丈夫かな・・・って心配になりますよね。
他にも「食事」はその人の金銭感覚が顕著にでる部分で見極める一つのポイントになります。
生活費の中で比重が高く、一般的に切り詰めやすい部分というのは「食費」です。
しかし毎晩外食や飲み会、友達におごり癖があったり食費や交際費にお金がかかる人は結婚後も節約をできない人かもしれません。

もちろんこれらのことは1人で自由に使えるお金があるからという前提ではありますが、趣味や金銭感覚のズレというのはそれが習慣化されており、環境が変わったからすぐにやめるというのも難しい場合があります。
交際時に相手のお金の使い方をしっかりチェックしておきましょう。

結婚後、お金のことで心配したくない人は

環境や、事情、生活スタイルが1人1人違う中で、必要なお金というのも全く違ってきます。
「年収○○○万円」という額面の金額だけを捉えても全く意味がありません。
数字に捉われてしまうのは、将来設計が十分に考えられていない人が多いです。

まずはこれだけの年収が最低限必要だという根拠をしっかり考えてみましょう。
先行き不透明な時代ではありますが、ライフプランをしっかり立てていれば、将来これだけの金額があれば、幸せな生活が送れるという明確な根拠が出てきます。
そして夫婦というのは2人3脚！
もしお金が足りなくなった場合は、足りない部分を補いながら生活を支え合っていくものです。

こういったお金のことについてはファイナンシャルプランナーなどの専門家に診断してもらうこともいいと思います。
そしてこれは結婚後に考えるのではなく、婚活中の今することにとても意味があります！
「今の私にはいくらの年収が必要なんだろう」
というのをしっかり見つめ直してみることで、あなたにとって本当に必要なお相手も見つかってくると思います♪

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